「GAMERA -Rebirth-」のHGシリーズ「ガメラ2023」に「ギャオス幼体」という、なかなか魅力的なフィギュアがあったので、塗装&アレンジすることにしました。
もともとのフィギュアはこれ。もちろん、これだけでもしっかりとした造型で、台座もついているのでそのままディスプレイしても十分に見ごたえはあります。ただ、基本は成型色で、彩色が施されていないので、(造形が素晴らしいぶん)やはり着色したくなるものです。
こんな感じで…
「姫神島で発見した卵が孵化しました」といった感じの動画を撮影し、遊んでみました。急遽、子どもの間食にオムレツ(らしきもの)を作り、その卵の殻を使用して撮影。後から妻に聞いたところによると鶏卵にもサイズがあるようで、これは小さめのサイズだそうです。ちょっと窮屈そうです。
全体にブラウンを吹き、黒のウェザリングを施していますが、これだけだと(動画ではともかく)単体でみるといまひとつ表情に乏しいので、もう少し塗装にアレンジを加えます。
写真のように、細い筆ペンで血管のようなものを書き入れ、その上から光沢のクリアーを塗りました。はじめの頃より、てろっとした生物感が増したように思います。
次は、殻の塗装。塗装といっても、なるべく殻本来の質感を生かしたいので、軽くヒビを入れ、そこにうっすらとウェザリングします。
鶏の卵だとちょっと小さいので、サイズとしてはピータンの殻(あひるの卵)くらいがちょうどよかったかもしれません・・・。すでに鶏卵で作ってしまったので後の祭りなのですが、気になったので池袋でピータン(あひるの卵)を購入。せっかく買ったので、落ちている殻に使用しました。
これで完成です。卵白のどろっとした部分はレジンで制作。レジンの行程に関しては、また別の記事でご紹介いたします。