新海誠監督の映画「すずめの戸締まり」に登場する「後ろ戸」の制作。
この扉は、映画を象徴するビジュアルにもなっているので、なるべく細部にもこだわって制作しました。ちなみに、上の写真ではまだドアノブがついていないので、これでは鍵が閉められません。
今回は、木製のドアを使用しました。白く筆塗り塗装をした後に、映画のビジュアル同様の塗装はげを表現するべく、ヤスリをかけましたが、ペンキの塗膜ごとべろんと剥がれた感じを出すためには、ヤスリよりもプラで表現した方がよかったのかも・・・と思いました。
水面はレジンを使用。水底を水色で塗装した後、青色の塗料を混ぜたレジンを流し込み、硬化させています。多少、水面の波を表現しています。
これで完成です。ちなみに、扉を開けると「常世」が広がっているように見せるために鏡面にしていますが、この表現方法については改善の余地がありそうです。