一番くじ B賞「呉爾羅」を逃す・・・
いよいよ、ゴジラ70周年の一番くじが発売されました!本命はB賞の「呉爾羅」。発売日には最寄りのファミマ(いつも黒豚まんを買うだけでなく、-1.0のとき、発売日に5回でA賞をゲットしたラッキー店舗でもある)で。今回は「10回」と決めていたのですが・・・
C賞が続き、今回はポスターを集めようか・・・と目的を変更しようとした7回目、既視感のある「A賞」が!
思わず「やった」とつぶやき、店員さんも「すごい」と反応してくれたのですが、欲しいのはB賞なので内心は複雑・・・(フリマサイトでA賞を売ってB賞を買うなんてことはしない心持ちだったので、A賞はA賞。B賞はB賞なのです)
結果はこの通り。帰り道、A賞の箱を誇らしく持ち帰る(自慢したいから、誰か知り合いに会わないかな・・・なんて思いつつ)のですが、欲しかったのはB賞なんだよな・・・というモヤモヤもあり。
・・・ということで、翌日には、渋谷のヨドバシでこれを購入していました。合理的には、フリマサイトでB賞を購入すれば良いのでしょうが、そこは意地です。「欲しいものは作れば良い」精神で、ムビモンを改造し、B賞に匹敵する(あるいはそれ以上の)「呉爾羅」を作れば良い、と創作意欲に火がついていました。
まずは、こんな感じでばらばらにします。かなり細かいモールドも彫られているので、これを活かしつつ、改造するのが目的。二次創作において大切なのはオリジナルへのリスペクト。「ソフビ」というパッケージだからできなかった造形を、少しでも制約なく(自分の)理想の形に近づけるという方向性で改造していきます。
つなぎ目はエポパテを使用します。自分なりに「これがベストだ」と思うポージングを決めたら、内部にワイヤーを入れて固定し、表面をパテで固定していきます。
いったん硬化したら、表面を造形します。なるべくシームレスになるように、もともとの造形に合わせて表面を加工していきます。
問題は、せっかちな性格と冬という気候。なかなかパテが硬化しない・・・やはり、寒いと化学反応も遅くなるようで、硬化が遅くなるようです。
対策として、浴室暖房。ある程度造形したら、浴室暖房を入れ、乾燥&温めで硬化促進。(硬化の効果があるのかは分かりませんが)
いったん、サフを全体に吹いて、造形を確認。背びれがどうしても厚くなるのはもう仕方ない・・・。いちおう、表面にはモールドを入れていきました。
エアブラシはないので、まずは缶スプレーでベースになる色を塗装していきます。これをスタートとしてこれから筆塗りで表面に表情をつけていきます。
筆塗りで全体をなじませると、こんなイメージです。「呉爾羅」の色って意外と分からないんですよね。劇中では、暗いシーンだったのであまり参考にはならず・・・
「The Record Of G-1.0」には上記のような絵が掲載されているので、 この色合いを参考にしつつ、塗っていきます。特に、皮膚の表面はドライブラシを使って表情をつけていきます。
ただ、気になるのはこの「傷」。本編ではほとんどその存在が確認できないような傷が、ムビモンでは執拗に造形されているのです。「別個体の存在」を暗示するものなのか何なのか・・・
そして「よだれ」。あくまで「生物」としての存在感を表現するこの粘膜が、作中でも印象的でした。ボンドとレジンを使って表現しました。