ワンフェス2025夏

さて、今年のワンフェス、はじめからC区分のチケットだったのと、どうしても入手したいキットがあったわけではないのでのんびり起き、家を出ました。(何なら、少し寝坊)
とは言え、海浜幕張の駅に到着したのは9時54分頃だったのですが、会場には10時半過ぎには入れました。待機列も最後は室内だったし、今回はとてもスムーズな入場でした。

さて、いちはやく向かったのは藤巻嶺さんの呉爾羅。前回は数体しかご用意されていなかったようで一瞬で完売していたので、今回は・・・と思っていたのですが、何と今回は30体ご用意されていたので無事に入手。しかも、前回はなかなか大きかったのですが、今回は狭小住宅のわが家にはぴったりのサイズ。写真はブースで展示されていた呉爾羅ですが、ホテルの部屋で墨入れされた即興らしいですが、この木の台座とぴったり。あえて塗装をされていないのに、この佇まい。もう、これはセンスですね。素晴らしい。

開封。パーツチェック。全く問題ないどころか、とても分かりやすくナンバリングされていて、迷いようがないです。これも素晴らしい。

パーツ洗浄。書き初めの時に墨を擦りたい派としては、ガレキ制作の際には離型剤落としのゴシゴシをやりたいのです。無心に、でも確かにパーツの質感を手で感じながら、表面を研磨剤入りのクレンザーで洗っていきます。

はい、これが組んだ状態です。・・・って、あっという間ですが、これはテレビの3分クッキング的なタイムワープではなく、実際にこれくらいの時間感覚です。
というのも、以下の動画をご覧下さい。もう合わせ目が分からないくらいピッタリはまる見事なガレキ。こんなにきれいな(造形はもちろん、組みやすさという意味で)キットははじめてです。
この通り。ここまでつなぎ目が見えないキットは、レジンキットはもちろんプラモでさえ珍しいのでは?と思います。まぁ、デジタルで制作される場合はこれくらいは・・・というところなのかもしれませんが、素人としてはもう感動ものです。
と、この調子なのでガレージキット制作の楽しみのひとつでもあるバリの処理、気泡埋め、間着部をパテで造形・・・なんて余地はないのです。なんか、淋しいのは贅沢な話ですが、いまだにアナログレコードで音楽を聴きたくなる心性に近いのかもしれませんね。(あえて「手間暇をかける」愉しみ?)


何も手間がかからないので、やることを探すと・・・わずかなパーティングラインを発見!削って彫って右のようなひだひだを掘り出します。

・・・と、わずかな表面処理作業の後、下地を塗布。いつもの、ボークスのサフで。これ、本当に一瞬で食いつくのでとても気持ちいいです。

塗装。口内は接着してしまうと塗装できないので、アゴの部分のみはあくまで仮組にしています。

・・・と、こんな具合です。今回はいったん明るいブラウンを吹いた後に、ダークグリーンやブラックなどの暗めの色を筆塗りしていきました。ドライブラシで濃い色を重ねていくのははじめてでしたが、何とか雰囲気は出せました。




ゴジラ-1.0の劇中でも暗がりでのシーンしかなく、資料としても色彩が明確なものがないので、毎回試行錯誤の「呉爾羅」ですが、今回は「実際にこんな生物がいるかも」というリアリティが実現できたかな、とは思います。