今回の「ひろがるスカイプリキュア」は、シリーズで定番化しているスーパープリキュアの登場や、フォームチェンジもない代わりに、まさかの「闇堕ち」展開。界隈は騒然となりました。
2月末のタイミングということもあり、おそらく「ダークスカイ」(仮)の商品化はないだろう(2024年2月現在)ということで、現行のキュアスカイのフィギュアをリペイントしました。
これが「ダークスカイ」(仮)です。基本的なフォルムの大きな変更はありませんが、マントの丈の変更や、ハート形のリボンが廃されるなど、細部の変更が見られます。キャラクターデザインとしても秀逸かつ魅力的で、これを数分の登場のみで終わらせてしまう贅沢さは、ニチアサ枠のプリキュアだからできることです。
使用したのは、プリキュアフィギュアの定番「キューティーフィギュア」です。「ヒーローの出番です」というセリフが想起される、正義と勇気を象徴するような、溌溂としたポージングになっています。
これを、このようにペイントしなおしました。大きなポージング変更はしませんでしたが、ダークスカイには似つかわしくない口元の笑顔のみ、パテにて埋めました。
筆塗なので塗膜が厚めになってしまったのは失敗です。あと、やはりこのポージングのままだとダークスカイの持つ屈折した攻撃性がうまく表現しきれていません。ちなみに、羽は子供向け玩具の鳥のフィギュアの羽をもぎ取って使いました。
今回は「早速作ってみた」というスピーディーさをメインにしたので、あくまで塗装で表現しましたが、もう少し時間をかけて制作する甲斐のあるキャラクターでもあると思います。