面白いキットを見つけたので思わず購入したものの、しばらく「積みプラ」になっていたので、この機会に崩すことに。
まずは、タイルの塗装。マスキングをするには細すぎるし、溝だけを塗装するのも難なので…
こんな感じで全体にクリアーブルーを吹いてから、まだ乾かないうちに竹串で溝部分のみを掘り出しました。
今回のテーマは「とにかく汚す」。家のトイレを汚すたびに妻に小言を言われるので、模型の世界では心置きなく汚すことにします。
ウェザリングカラーやクリアーブラウンのファレホなど「汚し塗装」で使う塗料たちをフルに活用していきます。
ただ「汚す」のと「汚れを表現する」のは本質的に違います。
汚れの質を考えながら、飛び散る原理も考え、丁寧に塗装。(ここは、あのシミ、これはあの飛沫…という感じで)
トイレットペーパーだけだと目が粗いので、ティッシュを細長くします。垂れ下がって濡れていることで、より絶望的な雰囲気を出していきます。
ちなみに、水はミスターカラーの「クリアー」を筆でたらしながら塗りました。
収納のキャパを越え、もはやゴミを投棄するポイントと化したゴミ箱も設置。空間の美化を維持するためのゴミ箱が、かえって汚さの中心地になる。
水垢と、濡れたティッシュ。衛生を保つためのティッシュも、不衛生の象徴に。
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