• 時に、西暦2024年4月28日。 06:34

模型補完委員会

汎用人型工作兵器ヤツゲリオン工房

俺たちの「和式便所」

 面白いキットを見つけたので思わず購入したものの、しばらく「積みプラ」になっていたので、この機会に崩すことに。

 3ウェイになっていたり、タンク内部も作り込まれていたりと、かなりのこだわり。これで1500円台はかなりお買い得。

 まずは、タイルの塗装。マスキングをするには細すぎるし、溝だけを塗装するのも難なので…

多少、がたつきはあるものの、タイルのようには見えます。
竹串は何かと便利です。

 こんな感じで全体にクリアーブルーを吹いてから、まだ乾かないうちに竹串で溝部分のみを掘り出しました。

 今回のテーマは「とにかく汚す」。家のトイレを汚すたびに妻に小言を言われるので、模型の世界では心置きなく汚すことにします。

これでも、それなりに汚いが、まだまだこれから。

 ウェザリングカラーやクリアーブラウンのファレホなど「汚し塗装」で使う塗料たちをフルに活用していきます。

見る人に不快感を与えることが目標。

 ただ「汚す」のと「汚れを表現する」のは本質的に違います。

 汚れの質を考えながら、飛び散る原理も考え、丁寧に塗装。(ここは、あのシミ、これはあの飛沫…という感じで)

駆け込んでみたらこの光景で、絶望するやつ。

 トイレットペーパーだけだと目が粗いので、ティッシュを細長くします。垂れ下がって濡れていることで、より絶望的な雰囲気を出していきます。

 ちなみに、水はミスターカラーの「クリアー」を筆でたらしながら塗りました。

マンガは、キン肉マン

 収納のキャパを越え、もはやゴミを投棄するポイントと化したゴミ箱も設置。空間の美化を維持するためのゴミ箱が、かえって汚さの中心地になる。

ペーパーホルダーの上のタバコの灰も

 水垢と、濡れたティッシュ。衛生を保つためのティッシュも、不衛生の象徴に。

あと、血を吹いたティッシュも、見る人をぎょっとさせます。

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