実家に帰った際に発掘した「デロリアン」(part3)を組み立てることにしました。今回ははじめてのカーモデルの制作なので車体の工程は何の参考にはならないかもしれませんが、ジオラマも含めての作品ということでご紹介しておきます。(ちなみに、これがはじめて「ホビコム」で入選した思い出の作品でもあります)
まずは、ブラックを全体に吹いて下地とします。
配線は筆塗で表現。構造は、映画本編に加え、書籍「デロリアンオーナーズマニュアル」を参考にしました。
動力部分のボックスも、付属のものに加えてワイヤーなどで「ごちゃごちゃ」とした雰囲気を演出していきます。
「バックトゥーザフューチャー3」を象徴するボンネット部分は特に気を遣って制作。車内は、筆塗りで塗装しています。このキット、かなり古いものなのですが、作中でも印象的な車内の目覚まし時計もついていたり、かなり細かいです。
付属の線路も活用しつつ、バラストを敷きました。また、枕木部分は木の棒を使用しています。
汽車に押されて前輪が浮き上がるシーンを再現。前方の下部に透明なプラ棒を差しているので浮き上がった姿勢で固定されています。(この角度ならぎりぎり、棒が見えないと思います)
西部開拓時代の荒野のイメージでベースを制作しました。ウェザリングマスターを削りとり、粉のように振りまいて、乾燥した雰囲気にしています。草木も、なるべく枯草のような雰囲気で植えています。
車体そのものも、砂ぼこりで汚れた雰囲気にするために、特に車輪部分を重点的に汚しています。
完成。背景は、ユニバーサルのロゴをテレビに映して撮影しています。
ちなみに、はじめて「ホビコム」で入選しました。自分の作品を投稿して、評価していただくという体験の原点でもあります。