• 時に、西暦2024年5月6日。 08:31

模型補完委員会

汎用人型工作兵器ヤツゲリオン工房

 ムービーモンスターシリーズの「ゴジラ2023」を利用して、「ゴジラ-1.0」の場面を再現してみました。まずは、スピルバーグの「ジョーズ」を彷彿とさせる「新生丸」との攻防のシーン。今作の象徴的な場面でもありますが、頭部と背びれ部分を使い、プラ板をベースに製作。

 新生丸は1/150ということで、あくまで「雰囲気」優先で制作。素材は、グリーンマックスの小舟を使用し、木造の小舟の華奢な感じを出しています。

 波は、定番の「さざ波」と「大波小波」に加え、高いしぶきを出すために綿を利用しました。しかし、完成したものを見ると、ダイナミックなジオラマに綿は有効かもしれませんが、これくらいのコンパクトなものだと、接写したときに繊維が目立ってしまうので、あまりうまくいきませんでした…。

大波小波がまだ硬化しないうちに、綿を植え付けます。

 背景はおそれ多くも、特撮の背景画のレジェンド、島倉二千六氏の空を借用させていただきました!

 本編では、作中でも屈指のハラハラするシーンでしたが、模型作品でもゴジラが泳ぐうねりを意識しつつ、背鰭を配置しています。

 さて、あまりの下半身はどうするか…

一番くじのヘッドマグネットは大きさが違うし…

・・・これだ!

 …と、思いついたのが、ご覧になった方には分かる、あの場面です。

 今作の白眉とも言える「海神作戦」です。これも、海の波が印象的な場面となっていますので、プラ板をベースとして、海面表現を作っていきます。

 崩壊していく肉体から漏れ出る放射線は、プラ棒を軸としてレジンでうねりをつけて再現。今回は前回の反省をいかし、綿は使わずに「さざ波」「大波小波」のみで波を再現しました。白波は、ファレホで白色の部分を塗装しています。

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