• 時に、西暦2024年5月22日。 00:09

模型補完委員会

汎用人型工作兵器ヤツゲリオン工房

ムービーモンスターシリーズの「呉爾羅」は、劇中では夜間シーンのためでほぼ確認できなかった呉爾羅の全貌を把握できる、まさに「待ってました!」というアイテムでした。

 ただ、劇中ではジュラシック・パークの恐竜を彷彿とさせる前傾姿勢の生物で息を飲んだのですが、ソフビはというと・・・残念ながら、かつての恐竜図鑑のイグアノドンのように、尻尾を引きずっているスタイルで少し間が抜けた感じもしなくもないのです。造形が素晴らしいだけに、もったいない。

 となると、少し手を加えて劇中の姿を再現してみたくなるというもの。すでに何体か手を加えているのですが、過程を投稿していなかったので、記録の意味でも改造のプロセスをあげておきます。

 まずは、とにかく、バラバラに。なるべく骨格を意識し、関節がありそうなところをバラしていきます。今回は、指もすべて分解します。

 あとは、パテでつなげます。本来は、ポージングをイメージしてからつなげるのでしょうが、私はとりあえずつなげてしまいます。(つなげたあと、少し硬化してくるので、それから動かしながらベストなポーズを探っていきます)

 形が決まったら、表面のディティールアップを図ります。パテがくっつくので、使い捨てで竹串を活用します。つなぎ目がバレないように、モールドを揃えていきます。

 形が決まって固定したら、全体にサフを吹きます。本編では夜間ということもあり、色合いが不明。詳しくは5月に資料が出たら判明するのでしょうが、私はブラウンベースにしていきます。(ジュラシック・パークのTレックスや、ゴジラザウルスのイメージです)

 上から何色か重ねてスプレーを吹いたら、ウェザリングカラー(ブラック)で全体的にトーンを抑えてモールドを強調していきます。

 全体をつや消しで抑えているので、あえて口内だけはつや感を出していきます。爪は、つやにした後に汚し塗装にします。(見た目は結局つや消しになるのですが、実際の質感に忠実に段階を踏むことで何かが違うような気もしてきます)

 また、劇中ではよだれ(?)が印象的だったので、そこも表現します。これによって生物感が増します。ねばつきを出すためには、クリアーボンドを使いました。

動画を撮りながらの作業なので手元が不安定。一度に二つのことに集中するのが苦手です。

 完成。木製の台座をつけて高級感を出します。次回は、大戸島のジオラマにも再チャレンジしたいと思っています。

 アカデミー賞の発表も近づいてきました。池袋のグラシネでもIMAXの再上映が決まったようです。ゴジラストアのDVDの特典もゴールドのゴジラ‼️いよいよゴジラ界隈はお祝いモードに突入です。(もう一回くらい観に行きたいと思っている今日この頃です)

「大戸島の「呉爾羅」制作」への2件のフィードバック

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